働く母のすすめ

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息子の休息・2

息子は結局、1日学校を休んだ後、今まで通りに学校に通っている。私も小学校の頃、何度も体温計を腋窩や舌下に入れてみたり、教師や親に"なんか喉が腫れているみたい...。"と言ってみたりして、明確に行きたくない理由はないのだけれど、あわよくば学校を休…

息子の休息

息子が、初めて学校を休んだので記録をしておこうと思う。息子が初めて学校を休んだ理由は「学校に行きたくない」から。息子の不安の強い性格を考えたら、遅かれ早かれ来るだろうとは思っていたけれど(漠然と)予想していたより早かったなあという印象。理…

我が家における小1の壁の話

息子が小学校に入学して半年ほど経った。入学前は”小1の壁”に戦々恐々としていたけれど、ありがたいことに今のところ、それほど大きな壁に出会うことなく済んでいる。夫の実家も私の実家も近くはないし、お互いにそれなりに激しめの勤務だけれど、我が家が何…

息子の学習過程からあれこれ考える

息子が学校で受けた授業の確認テストの結果を持ち帰ってくるようになったので、それらを通して、息子の思考パターンや理解に至るプロセスを分析/観察するのを楽しんでいる。どんな教科でも大抵授業でやっている内容は、間違えることなく解答しているようだけ…

続・教育費って、何だ。

忘れた頃に、こちらの続きの話。 教育費って、何だ。 - 働く母のすすめ 上記のブログには、文科省が発表した統計データ(の一部)とデータの解釈を記載した。文科省的には、淡々と各項目やパラメータごとにデータをまとめて提示しただけなのかもしれないけれ…

不安の海を泳ぐ息子の話

息子は、人見知りが激しい。0歳の時からその特性は顕著なもので、人だけでなく、基本的に新奇な物は、動物でも場所でも課題であっても、自分からアプローチをするのに時間を要する。端的にいえば、不安が高い子どもなのだと思う。 例えば、0歳の時。息子は、…

教育費って、何だ。

教育費の負担が重いという話は、よく見聞きしていて、例えば"大学まで国公立に通った場合"と"大学までずっと私立に通った場合"の比較データなんかを見かけたりするのだけれど、どういう試算なのか詳細が開示されていなかったりして、個人的にはもやもやする…

【成長観察記】5歳の息子の涙と小さな嘘

仕事を終えて帰宅すると、夫と息子がテレビを見ていた。 コートを脱いだり、うがいをしたりしながら、リビングの2人を見るともなく見ていると、息子は急に落ちつきなくウロウロと歩きだし、夫の背中にがしりとしがみついて「あ〜もう。息子ちゃん、これ見た…

私の尊敬するイクボスの話

幸運なことに。私は、これまでに何人かの尊敬出来る上司に出会うことが出来た。 中でも1番尊敬している人は、前職時代の直属の上司で、私よりも7-8歳くらい年上の男性。当時アラフォーだったその上司は、長子と2-3歳ほど歳の離れた第二子を授かったところだ…

きゅうりと河童と感情コントロール

目の前で起きている現象(結果)と、そこから考えられる可能性(考察)と、それらを見聞きした時に生まれる感情というものを、全く別々のモノとして捉えることは、世界の理を正しく理解する上で重要なことだと思う。そして、それらを別々に捉えられると、周りの…

【成長観察記】4歳の息子の死生観

先日。お風呂に入っていたら、息子が突然えぐえぐと号泣し始めた。泣きながら何かを言っていたのでよく聞いてみると「皆死んじゃって息子ちゃんだけになっちゃったらいやなのおぉ〜!これからもみんなで仲良く生きていきたいのおぉ〜!」と言っていた。保育…

理系母ちゃんによるsystematic離乳食・改

#このエントリーは、その昔、私が別の場所で書いたものを改変したものです。(今はclosedになっているのでそのサイトは見られません) introduction離乳食というのは、なかなかの難関である。栄養のバランスも気になるし、安全安心な食材を使いたい。好き嫌い…

子どもを産むタイミングという幻想

先日、仕事で勉強会的な場所に行った時のこと。 交流も兼ねた勉強会ということで、他の参加者さんたちとも色々お話をしてきたのだけど。ご飯を食べつつ、ざっくばらんにプライベートの話などもしていたら、その中の1人の女子に「出産って、就職後何年くらい…

保育園といふところ。その3

息子の通う保育園は、ひとことで言うならば生活力重視系の園です。以前、保護者の中から、園で英会話やリトミックなどお勉強系の取組みを加えてほしいというような要望が出た時も、園長が「自分の身の回りのことを自分でやるという基本的なことを身につける…

水疱瘡ログ

去年までは、ちょっとした熱発で1年に1-2日程度保育園をお休みするくらいだった息子が、今年の3月から、怒濤の感染ラッシュに遭っている。今回は、水疱瘡。

保育園といふところ。その2(改というかもはや原型はとどめていない)

昔のブログエントリーから、軽く改訂して再掲しようと思っていた「保育園といふところ」シリーズだけれど、以前書いた時から数年の月日が経ち、私の価値観も変化してきたので、なんだかほぼ新しい記事になっている気がする。 以下、昔書いた部分

保育園といふところ。その1(改)

保育園のすごいところは、たくさんある。私は復帰当時、保育園に息子を預けて働くことに強い罪悪感のようなものを感じていたけれど、1歳児クラスから転園した保育園に入ってからは、むしろ毎日、子供を安心して預けられるようになった。もちろん、毎朝、泣け…

保育園といふところ。プロローグ編。

4月ということで、保育園について連投してみようと思う。 働く母反対派の意見でよく見るのは「小さい頃から保育園に預けてかわいそう。」とか「3歳までは、母親が家で子どもを見るべき。」とかいう切り口のもの。 確かに。 私も当時8ヶ月だった息子を保育園…