働く母のすすめ

You are stronger than you think.

保育園といふところ。その2(改というかもはや原型はとどめていない)

昔のブログエントリーから、軽く改訂して再掲しようと思っていた「保育園といふところ」シリーズだけれど、以前書いた時から数年の月日が経ち、私の価値観も変化してきたので、なんだかほぼ新しい記事になっている気がする。

以下、昔書いた部分

 前回は、生活リズムや食事など「生活一般」について書いたけれど、今回は「おともだち」についてなど書いてみようと思う。

息子と「おともだち」との関わりが顕著になったのは、2歳児クラスに入った頃からだったように思う(当時2歳半すぎ)。

「今日は誰とお散歩に行ったの?」という質問に、ずっと保育士さんの名前を挙げていたのが、徐々におともだちの名前を挙げるようになり。

並んで遊んでいても平行遊びだったのが、お買い物ごっこや、お医者さんごっこなどの集団でのごっこ遊びが増え、みるみるうちに、おともだち関係が充実していった。

それまで、人見知り激しい系男子の息子は、確実に、親といる時間>>保育園にいる時間という感じだったのだけど、「うんちー!ちんちんー!」とか男子定番の下ネタを炸裂させてゲラゲラ笑いあったりして(そこ?)、おともだちとのコミュニケーションが豊かになってきてからは、保育園にいる時間に対する positiveな思いが明らかに増えた。

道を歩いていると「おともだちにプレゼントしたい」と落ち葉を集めたり、おうちでニコニコしながら、おともだちのお話をしてみたり。もちろん逆に、おともだちに誤解されて、トラブルになったりもするのだけど。

泥臭い嫉妬心や競争心、意味のわかんないdiscommunicationなど、仕事をしているとオトナの世界のいざこざに辟易することもあるけれど、人って、本来こういうpureな関係性を求めているんじゃないかと、彼らの行動に私自身が活力をもらうこともある。


ほんでもってさらに。
子供たちの関わりを通じて、ママ同士も繋がりが強くなってきたと思う。

もともと園の懇談会(保育士さんとママ同士全員で車座で話す)で、「イヤイヤの対処法」「トイレトレの進め方」「生活リズムの作り方」などなど、子供の年齢に合わせた悩みや子育てtipsを共有してきたこともあるけれど、子供同士の繋がりを通して、ママたちも関わる機会が増え、元々「働く母」としての共通の悩みを抱えていたこともあり、みんなで頑張ろう!という気持ちが生まれてきたように思う。

もちろん、全員がそう思えているわけではないと思うけど。(毒)

結局のところ、働いて社会と繋がることも、子供を育てて、地域と繋がることもそうだけど、例え全ての関係性が自分にとって心地のよいものではなくても、結局、人は人と繋がって、成長していくんだと思うわけで。

親にも子にも、保育園という場所は、「関わり」「繋がり」のための、新しい機会を提供してくれるところだと思う。

自分次第では。