働く母のすすめ

You are stronger than you think.

Mは息子のM

夫は大阪生まれの大阪育ちなのにおもんないという鉄板ネタを持つ関西人で、二人とも仕事の都合で関西を離れて長いけど、今でも夫婦の会話は関西弁がベースです。染み付いた関西人のノリが消えず、しばしば夫に「今の全然おもんなかったで。」から始まるツッコミをいれるのだけど、そうした”スベってる夫を丁寧に拾う”愛情表現が、"気の強い妻"的に受け取られる文化圏の中で、違和感を胸に生活しています。

日常に笑いは必須だと思うし、大阪育ちな甥っ子は3歳くらいから、大人のボケに的確に「何でやねん!」ってつっこんでたし、たまに大阪に帰ると子どもたちが公園で「アホの坂田〜」言いながら、坂田歩きしてたりするし、やっぱりそういうのを見ると、息子をそういう関西の空気の中で育てたかったなあと思う。


母親になってから、忙しすぎて、あまりテレビを見ようと思わなくなったのだけれど、そんな思いもあって、お笑い、特に特番の漫才は逃さず録画して何度も見ている。いやまあ基本は、自分が見たいだけなのだけれども、そんなこんなで、昨日も関西っぽい感じで家族でM-1を見た。母ちゃんが大好きで、何をするにも「母ちゃんにやってほしい!」「母ちゃんと一緒がいい!」という息子を膝の上に乗せて見ていたら、息子が「りんごが食べたいので剥いてほしい」と言った。息子の習性を理解した夫は、こういう時、決まって「誰にやってほしいの?」と聞き、息子に「母ちゃん」と言わせるという手を使うのだけれど、いつもと違って息子が「父ちゃんに剥いてほしい」と言った。当てが外れた夫が息子に理由を聞くと「父ちゃんが剥いてくれたりんごは、すっっごくおいしいから父ちゃんの剥いたりんごが食べたいな〜。」と芝居がかった調子で言ったので、息子、なかなかやりおるな...と夫婦で大ウケして、夫がりんごを剥くことになった。りんごを食べながらM-1を見ていたら、息子の寝る時間が近づいてきたので、夫がお風呂のお湯はり当番の息子に、お風呂にお湯を入れてくるように言ったら、息子が「父ちゃんが入れてくれたお風呂は、すっっごく気持ちいいから父ちゃんの入れたお風呂に入りたいな〜。」とエレガントに天丼かましてきたので、なんといっても、今年のM-1は息子が一番おもろかったです。