働く母のすすめ

You are stronger than you think.

お金について学ぶ。

我が家は夫婦ともにド理系で、仕事や勉強を通じてお金に関わる機会も少なく、不案内なまま生きてきた。それゆえ、火事や盗難に遭うよりはマシだし、まあいっか。くらいの気持ちで、銀行の超絶低金利普通預金にお金を預けっぱなしにしてきた。一応、従業員持株会とか利率がよくて保険料控除の対象になる商品のような会社の福利厚生は最大限に利用しているけれど、投資と呼べるものはほぼそれくらい。

けれども、少し前に、夫が自主的に始めた勉強の影響でお金に興味を持ったらしく、かなり遅蒔きながら、2人で投資などをやってみることにした。が、いかんせん、知識がなさ過ぎるので、渡りに船な感じでセールスの電話をかけてきた、我が家のメインバンクの休日無料な投資相談会に行くことにした。

ネットで検索すると、銀行の相談会は、あまり評判がよくない。要約すると、銀行が取り扱う商品は手数料が高く、商品の数も少なく、行員は利益を上げるため(手数料を稼ぐため)のセールスパーソンだ!みたいな批判が主体。確かにそういう部分もなくはない。けれど、個人的には、そうした話を織り込み済みで行けば、銀行の相談会は、素人には有益なサービスだと感じている。

投資にどれだけのリソースを突っ込み、どれだけのリターンを得たいのかによるけれど、我が家の場合は、本業に割くエフォートを高くしたいので、投資に対しては、細く長い勉強で少しずつ利益と知識を増やしつつ、それらをその後の投資にフィードバックする、という型で進めたいと思っている。なので、口頭で(すなわち短時間で)質問に対する回答をくれるアドバイザー付きで、勉強しながら投資が出来ると思えば、銀行を介した投資は、現時点での最適解だと感じている。利益に関していえば、年間数十円しかつかない普通預金の利息を思えば、手数料を払ってもそれ以上の利益を出すことが出来れば、まずはokという感覚だ。
それから、銀行のアプリも結構使い勝手がよくて便利だと思う。従来のインターネットバンキングよりも簡単に自分の口座にアクセスして資産状況を確認できるし、資産の増減を簡単に追えるということが、投資やその背景にある世界情勢への興味、すなわち投資の勉強に繋がる。慣れてくれば、複数の銀行や証券会社などに資産を分散させて、それらを一括で管理できるアプリなどを導入することも検討するとは思うけれど、いかんせん素人なので、まずは1つの金融機関内で資産管理をするところから始めている。

金銭的な利益だけでなく、"知らないということ"を"知る"ことや、"知らなかったこと"を"知る"ことも楽しい。例えば、購入する商品が家電ならば、新しい技術やそれがもたらすであろう効果に関しては「ちょっと技術を過大評価し過ぎ。最上位機種より二番手の方がコスパがよさそう」とか「技術的には発展途上だけど、業界的に注目されつつあるし、試しにこのガジェットで遊ぶのはおもしろそうだから、コスパ悪くても買いだな」とか自分たちの判断に対して、ある程度自信を持った上で商品を選定できるし、結果的にイマイチ使いにくかったとしても、納得できる。けれど、実際に投資を始めてみたら、金融商品にはそうした感覚が全くなくて、どの商品を選んでもブラックボックス感が拭えないし、「わ!こんな仕組みで動いてるのか!」「こうすればもっと得だったわけね。」みたいな知識欲が刺激されておもしろい。外貨の値動きに対しても「為替の変動による損得って何だ?そもそも自分たちは、一生日本円ベースの世界で生きて行くのか?」みたいな話を夫婦でしたりするのも楽しい。

 

自分たちもこうしてスモールステップで、投資(の勉強)を始めたこともあり、息子にも同様にお金を通じて、社会や世界を学んでほしいという思いから、先日、息子の投資用口座を開設した。下記のブログにも書いた通り、今後はジュニアNISAで自分の資産を自分で運用してもらう予定(手続きもスモールステップでしか出来ないので、なかなか進まない)。

 

hahalog.hatenablog.com

 

おこづかい制度で「自分のお金」という感覚を持たせて、「自分のお金」で買うことを教えたら、息子は、あれだけ欲しがっていたオモチャやゲーム、雑誌を欲しがらなくなった(セコイな...)。1個前のブログに書いた学童での生活も同様の観点だけれど、息子には、そうやって"生きる術"を学んでいってほしいと思っている。
学校の勉強は、生きる術を身につけるために、なくても何とかなるけど、あると便利なアイテムであることが理解できれば、勉強自体も、生きることももっと楽しくなるんだと思っている。