働く母のすすめ

You are stronger than you think.

さよなら ぼくたちの ほいくえん

息子の保育園の卒園式が終わりました。

 

息子の成長。仕事と子育てのバランスに悩む日々。それらが、ものすごいスピードで頭の中を駆け巡り、息子、夫、私がそれぞれの形で頑張ってきた毎日が、ひとつの区切りを迎えたのだな。と思うと自然と涙が溢れる。卒園式まではそんな毎日を送っていた。

 

卒園式前半は、保育証書の授与や子どもたちの歌など、いわゆる厳かで緊張感のある式だったのだけど、後半、先生方による劇が始まると雰囲気ががらりと変わり、笑いと子どもたちの歓声が上がる展開に。そして、劇も終盤になり、先生方全員による歌が始まった頃に、はたと大切なことを思い出した。そうか。息子は毎日、これだけたくさんの大人の温かい目で、ずっとずっと見守ってもらってきたんだ。

 

私たち夫婦は、対外的なコミュニケーションが得意ではない。いつも夫婦で話しているのは、私たち夫婦だけで子育てするのではなく、息子が保育園という環境で、色んな大人の価値観に触れて成長する機会があって本当によかったということ。保育園は、小さな社会でもあって、子どもたちは、おともだちとの関わり方を成長に応じた形で学んでゆく。自分が!の主張が先立つ時期、おともだちの存在や気持ちに気がつく時期、おともだちと自分の気持ちは異なるものだと気がつく時期、おともだちの気持ちを考えてあげられるようになる時期、それらを知った上で自分の意見を伝えることについて学ぶ時期、みんなでみんなの考えを持ち寄ってどうするか考える時期。そうした社会性について学ぶ段階で大切な、信頼出来る大人がいつも見守ってくれているという安心感のある環境=保育園は、本当に何物にも代え難いものだったと思う。そして、そうやってたくさんの大人と信頼関係を築き、その温かい関係の中で息子が成長してこられたことを本当にありがたく思っている。

 

記念にいただいた成長記録アルバムには、全員の先生からのコメントが書かれており。お迎えが遅く、先生方が輪番制で担当する延長保育の常連である息子は、色んな先生と関わる機会も多かったこともあって、そこには、たくさんの目でみた息子の姿がぎゅぎゅっと詰められていた。

 

親子ともどもいただいた、たくさんの思い出と気持ちを胸に。