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働く母のすすめ

You are stronger than you think.

2016年、買ってよかったものにまつわる色々な思い

我が家は、現在の家に引っ越して、そろそろ6年くらい経つのだけど、未だにカーテンや照明器具の付いていない部屋がある。

結婚当初は、引っ越しが多く、家具などを購入しても次の家では使えなくなる可能性が高かったため、基本的に買わないor廃棄することになっても惜しくないもので生活してきた。そんなクセが染み付いてしまったのと、買うならばしっかりと調べてからしっかりとしたものを買いたい性分のせいで、上記のようなことになっている。ああ、それから。今の家を終の住処だとは思っていないというのも大きい。いつでもココだと思える場所に移るつもりでいるので、モノに縛られたくはないと思っている。

そんな私の極めて個人的な拘りよりも。大切にそして優先したいことがあったので、今年はいくつかの大きな買い物をした。年の瀬に、そんな話を書き留めておこうと思う。


1つ目は、ベッドを購入したという話。

私は学生の頃、ベッドを使用していたのだけれど。就職を機に引っ越しをする際、ベッドは運搬するにも、廃棄するにも費用や手間がかかるし、リサイクル業者に「"他人が使用していたベッド"はあまり人気がない上に、展示に場所を取るから好まない」というようなことを言われ、それ以来、使用するのを敬遠していた。
けれども。布団生活は、衛生面でも心地よい睡眠(体力の回復)という意味でも、我が家の生活には合っていないように感じるようになったので、色々とショールームを回って、自分たちの好みに合った固さや質のマットレスとベッドを購入することにした。
これが予想外によくて。私自身は、夜中に何度も目が覚めてしまうことが減って、朝までぐっすりと眠れるようになり、体の疲れも翌日に持ち越すことが少なくなったと感じている。さらには「まだやらないといけない仕事がある...」とリビングの床やソファなどで寝てしまうことがほとんどで、どうしても布団で寝ることが出来なかった夫が、ベッドを購入したその日から、ほぼ毎日ベッドで寝られるようになった。これは、もはや奇跡以外の何物でもない。仕事とプライベートの切り分けが苦手で、いつも精神的に追われていた夫にどうにかしてきちんとした睡眠をとってほしいという長年の思いが、思わぬ切り口で解決したという点でも、ものすごくよい買い物をしたと満足している。



2つ目は、ダイニングに大きなテーブルと椅子を購入したという話。


我が家では、ずっとローテーブルを使い、床に座ってご飯を食べるというスタイルの生活をしてきたのだけれど。ローテーブルにぴったりな子ども用の椅子が窮屈になり、大人と同様に床に座るようになって以来、息子が食事時にウロウロしたり、姿勢をだらりと崩したりするようになってしまっていた。集中して食事をしてもらうためにも、それから就学を控えた息子と一緒に勉強をするためにも、ダイニングに家族で囲める「場」を作りたいと思い、大きめのテーブルと並んで座れるベンチタイプの椅子を購入した。予想通り、こうしたタイプのテーブルセットは、息子の宿題を見ながら、隣りで自分の仕事をするのには丁度よいし、椅子に座ることで、息子が食事中にウロウロすることもなくなった。多忙を理由に疎かにしがちだけれど、物質的な工夫により子どもを無駄に叱らなくても済む方法があるので、そうした工夫を探すのを怠らないようにしたいと改めて思った。


3つ目は、ずっと欲しかった照明器具を買ったという話。

初めて見た時(多分10年以上前)からずっと欲しかったけれど、当時は今よりもかなり高価だったため、買うことを躊躇していた照明器具を購入した。

目覚めのあかり | LED照明 | 照明器具 | Panasonic


生体リズムの日内変動を考慮した照明。こういうscientificな観点から開発された遊びゴコロ満載な商品が、手に届く価格になったらもう買わずにはいられない。上記のサイトに記載されているような理屈は抜きにして、実際に寝る前はやっぱり柔らかい電球色の方が落ち着くし、朝はしゃきっとした白色光が点灯している方が、体が動きやすいと感じる。遮光性や断熱性を考えて厚手のカーテンを使用していると「朝日とともに目覚める」という感覚は得難いのだけれど、設定した起床時間に向け、だんだんと明るくなっていくという"擬似的日の出"を感じる生活を送るということは、太陽の影響を強く受ける地球に生きている生物として重要で意味のあることだと思っている。

 


2016年は、精神面の脆弱性をもつ夫を抱えながら、育児と自分の仕事に向き合うというなかなかハードな一年だった。出勤が困難になり長期に渡って休暇を取得していた夫は、復職してもまだまだアンバランスな飛行を続けているのだけれど。正直なところ、私自身も劣悪な職場環境とどんよりとした家庭環境の中で、自分の感情やモチベーションをコントロールすることにかなりの労力を割く必要性に迫られていて、余力はあまりない。
精神面のトラブルを抱える相手と日常的に接するというのは、なかなか難しいことで。アナタは健康なのだからと言われても、誰しも24時間365日、聖人君子みたいに相手を受止めることは絶対にできない。何度目かの大波を経験し、周りの人やこうした購入品の間接的、緩衝材的役割に感謝する今日この頃。

 

色々あれど、今年も家族で年を越せるありがたさを噛み締めつつ。