働く母のすすめ

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6歳の息子と映画とシン・ゴジラ

ようやく、念願のシン・ゴジラを観に行った。

 

この夏は、ポケモン映画に仮面ライダー劇場版と、息子の要望に応じた映画ばかり観に行っていたので「母ちゃんは、シン・ゴジラが観たい!観たいんだよおー!ガオォーー!」と火を噴いたら「いいよ。じゃあ、息子ちゃんが一緒に行ってあげようか?」と大人な対応をされた。そのまま「え?マジデスカ?いえーい!」とか乗っかるのも何だか大人気ない気がしたので「え。だってむっちゃくちゃコワイかもしれないよ?」と一応大人的、母親的配慮を示してみたら「大丈夫。怖くなったら、母ちゃんのお膝の上で観るから。」と有事に備えた対策まで練られておりまして。ならばお言葉にあまえて。というわけで、息子とシン・ゴジラを観に行ったわけであります。

 

シン・ゴジラは、庵野監督なだけに、使徒を喰らう初号機的な表現が多分に含まれているのではないかと、至極勝手に想像して、映画館の迫力で観せることを躊躇していたのだけれど。ネットで蒲田くんと名付けられている彼の形態が若干アレだったくらいで、息子への影響を心配するほどではなかったと思う。そもそも、息子はテレビサイズでは、序破Qを全部観ているし「ねぇ、母ちゃん。綾波ってさぁ…。」とか語り出すような少年なので、それほど真剣に心配していたわけでもなかったのだけれども。ちなみに、息子は、蒲田くんにツボったらしく、帰宅後、ニヤニヤしながら床を這ったりして、若干面倒くさい感じになっている(最近、床掃除サボり気味だし)。

 

余談だけれど。大人の価値観と子どもの価値観は、必ずしも一致しないので、大人的には「安心して子どもに見せられる」というイメージのあるアナ雪とか、ハリーポッターとか、ズートピアとかの方がむしろ、息子はがっつり怖がっていたように思う(子ども向けなだけに、子どもにも伝わりやすい形で怖い)。さすがに、過度にエロだったり残虐的だったりする作品を、積極的に息子に観せようとは思わないけれど、大人の価値観で子どもが楽しめるかとか怖くないかとかを判断してしまうことは、よくも悪くも、無自覚なまま、子どもの世界を制限しているんだろうなあと改めて思う。映画に限らず。

 

話は戻って。息子が、シン・ゴジラのストーリーが理解出来たかどうかといえば、大人でも1回で全容を理解するのが難しかったので、そこはあまり期待していなかったのだけれど。「ゴジラ、進化してたねぇ」とか「ゴジラに出て行ってほしいなら、攻撃しないで、お話しして仲良くしたらいいんじゃない?」とか「え?あそこに母ちゃんが住んでたの?今は住んでないから大丈夫なんだよねぇ?」とか、そこそこポイントと親のツボを押さえている感じのコメントを連発していたし、兎にも角にも、エンターテイメントなのだから、楽しめたらいいんじゃないって観点でいえば、間違いなく楽しんでいたようなので、息子と一緒に行ってよかったなと思っている。

 

 

情報の窓に偏光フィルターをたくさんはめ込んで入り込む光を取捨選択しておけば、確かにその光は扱いやすいものになるのだと思うけれど、息子には、出来る限り、親の目が届くうちに、自然光をたくさん浴びて育ってほしいと思っている。