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働く母のすすめ

You are stronger than you think.

七夕に願うこと

息子が保育園で笹飾りを作って持って帰って来たので、家で飾りつけをした。
一緒にもらってきた短冊に何を書くか聞いてみたら「父ちゃんと母ちゃんと息子ちゃんが死なないように。って書く。」と即答する息子。

死を想像して泣くことはなくなったけれど、彼の中で死に対する恐怖のようなものは依然として強く存在しているようで、こうして折りに触れてポツポツと言語化されて顕れてくる。

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短冊は5枚あったので、どうしようかと尋ねたら「息子ちゃんが2枚、母ちゃんが2枚、父ちゃんは1枚ね。」と言う息子。息子の発言に、我が家の家庭内パワーバランスを感じながら、2枚目の短冊に何を書くのか聞いてみたら、今度は「シンジくん(仮名)とナギサくん(仮名)が、息子ちゃんのことを好きになってくれますように。って書く。」とこれまた即答。

シンジくん(仮名)とナギサくん(仮名)は、息子の保育園のクラスメート。
私にとって意外なことに。息子(たち)は年少クラスの頃から、一緒に遊ぶおともだちがほぼ固定しているようで、自発的に保育園の話をする時に出てくるおともだちは、シンジくん(仮名)とナギサくん(仮名)を含めた数名。女子も含めて、その他の子との関わりが全くないわけではないようだけれど、園外にお散歩に出かける時、給食やおやつを食べる時などには、子どもたちが思い思いに好きな子と行動することになっていて。息子の話によると、最近、シンジくん(仮名)やナギサくん(仮名)に一緒に何かしようと声をかけても断られてしまうので「息子ちゃんのことを好きになってほしい。」と思ったということだった。ナギサくん(仮名)とはお迎えの時間帯もよく合うので、二人で遊んでいる姿を毎日見ているのだけれど、大人が心配するような深刻な状態ではないと思う。けれど、少し突っ込んで質問したら、珍しく息子が「その話はもういいよ。」とすぱんと会話を切ってしまったので、息子にとってはそうであっても負の感情が勝ってしまう出来事なのだと解釈した。


しかしまあなんと。
七夕の短冊に書くことと言えば「〜になりたい」とか「〜がほしい」とか、前向きな欲求を思い浮かべるのだけれど。「死なないように」だとか「おともだちが好きになってくれますように」だとか、マイナー調な願い事を並べる息子の思考回路はどうなっちゃってるんだろうかと思うわけで。

そんな息子の姿を見ていたら。
会社の同僚などの周りの人に言われた小さな言葉を、必要以上に増幅して、定格以上の電圧をかけられたコンデンサーみたいに破綻する夫のことが頭に浮かんだ。現在、夫には的確なフィルタ回路を挟めるようになってもらうべく、トレーニング実施中なのだけれど、息子には、成長過程でそれらの回路を習得していってほしいと星に願う今日この頃。