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働く母のすすめ

You are stronger than you think.

永遠に志向や試行を思考中。

学生の頃。担当教官に質問に行き「〜が、ぶわっと増えた場合は…。」というような話をしたら「『ぶわっと』増えるって何だ。理系なら『直線的に』とか『指数関数的に』とかきちんと表現しろ、コノヤロー。」的な愛に溢れたツッコミをいただいたことがあった。


あれから長い長い月日が流れた今、他人に対して同じツッコミをしている自分がいる。確かに関数を使った表現は、慣れてしまえばイメージしやすくて便利。息子が池に投げいれた石が作る波紋や、ブランコの振動、絵本に出てきたやまびこさんの話。育児をしていても、いつもそこに数式があり、世界は美しいと感じている。
保育園の帰り道。そんな話を息子にしてみたら、きょとんとした顔で、でも精一杯に言葉を返すべく「母ちゃん、今日の夕陽は、赤くて大きいね。」と目を細めた。今日の太陽と昨日の太陽。それらが違って見えるのは、太陽そのものが大きく変わってしまったわけではなくて。空気中に漂う物質や、私たちと太陽の相対的な位置関係、光を受け取る私たち自身。そうした私たちを取り巻く環境や、受け取り手であり表現者である私たちが変化した影響が大きいのではないかと思う。そしてまた今日も、自然現象に影響を与え得るファクターについて考える。

夫との共通の見解なのだけれど。
息子はどうも空気を読みすぎるきらいがあるように思う。先日、テレビで放映していたハリーポッター。変わった容姿の怪物が出てくる度に、常に私の足にぴたりと触れていた息子の体が、さらにぎゅいぎゅいと密着してくるのを感じ、笑いをこらえながら(主に息子を)見ていたのだけれど。息子が我慢しきれずに「怖いから見たくないの〜!」と言葉に出して訴えてきたのは、怪物が出てくる場面ではなく、グリフィンドールの寮監のマクゴナガル先生が、寮の決まりを破ったハリーたち三人をぐっと見つめるシーンだった。何が怖かったのか尋ねてみると「今から、あの子たち、先生に怒られちゃう!」と息子。この発言は、"空気を読みすぎる"息子の普段の様子をよく表していると思った。我が家は夫婦ともに、過度に感情的に息子を叱ったりはしていない...つもりではいるのだけれど、はてさて。息子のこうした反応は、何に起因するのだろうか。自分の改善点を明確にするためにも、数式化してみるとおもしろいかもと思い立つ。息子の気持ちや感じ方に対して、私たちが影響を与え得る可変なファクターって何なのだろう?


******以下、私の模索的思索

F(t): Aさん(例えば息子)の気持ち、感情(Feeling)

   F(t)≧0の時、positiveな感情、"快"と感じる、 
   F(t)<0の時、negativeな感情、"不快"と感じる、と定義する。
   また、時間の変数をtとし、t=0を出生時とする。

F(t)=E(t)×C(t)
E(t):外的環境や出来事から受ける影響(impact of Environment)
C(t):個人の性格 (Character)

E(t)について。
刺激を受けた時点をt=a、A, B (B>0)を定数とすると。
例えば、E(t)=Aexp(-(t-a)/B)、(t≧a) のように表現できる''外部からの影響”があるのではないかと思う。
t=aの時に最大値をとり、t→∞で0に近づく形。辛い出来事は、時定数が小さくなり減衰が遅くなる=長時間F(t)に影響を及ぼし得る。みたいに。
矩形波みたいに、周期的にぴょこぴょこ影響するのものもあるかもしれないし、振動しながら減衰していくものもあるかもしれない。"進学した"、"失恋した"、"宝くじに当たった"など人生で起き得るイベントに対して、それぞれ数式を割り当てて、Aさんに起きたイベントを表す数式を加算していくイメージ。それぞれのイベントに対応する数式は"一般的にどう感じるか"という代表的なものを定義する。それゆえ、所属する時代や社会よっても数式が異なることが予想されるが、少なくとも同じ社会と時代に所属する個人間では、同一のものとする。どういうイベント(数式)が加算されていくかは個人によって異なる。

C(t)について。
個々人の性質を表す関数。E(t)に対して、どういう反応を示すかは個人によってことなるので、個体差の部分をこの関数で表現する。
例えば。気分には波があるため、例えばA'sin(B't)みたいな三角関数をベースに表現が出来るかもしれない。加齢や経験により振幅や周期が変化していくことも考えられるので、A'やB'もtの関数になったりもして。どういう関数がベースになるかは両親からの遺伝だったらおもしろい。

息子の人生に親として望むことがあるとすれば、0<t<b(死ぬ時)でF(t)を積分したらプラスになっていてほしい。なので、出来るだけE(t)>0となりうるイベントを増やしたり、時には落ち込むことがあったとしてもC(t)>0となる時間の長い関数を持つようになってほしい。

つまりは。楽しい時間を過ごそう。
(数式使わずとも導きだせますがな)

これからも思考中。