働く母のすすめ

You are stronger than you think.

純粋empathy

先日。息子が登園中に怪我をした。
調子にのって走っていてコケただけではあるのだれど、コケた場所とぶつけた部位が悪く、内出血で顔面の一部がみるみるうちに腫れ上がり、これは痛いだろうなあという見た目になってしまった。保育園への送りは基本的に夫の役割なのだけれど「えぐっえぐっ、ぐゎ、ぐわああぢゃんっ。ぐわぁあちゃんがぁぁ〜。」と夫にはヒアリング不可能な言語で私を呼んでいたので、必要なのは外科的なケアではなく精神的なケアと判断して保育園まで付き添うことにした。

保育園到着後も、えぐえぐ涙をこぼしては痛みを訴えて私の抱っこから降りようとしないので、保育士さんに状況を説明しながら息子の様子を見ていたら、いつの間にかあちらこちらから息子のおともだちが集まってきて私たち親子の周りを囲んでいた。

「息子ちゃん、どうしたの?」と声をかけてくれる子。そっと息子の頭をなでてくれる子。いつも一緒に遊んでいる共通のお気に入りおもちゃをそっと息子の手に置いていってくれる子。今にも泣き出しそうな顔で、息子をじっと見つめる子。

痛みでそれどころではなかったであろう息子にどれくらい伝わったかはわからないのだけれど、こんなにも息子の気持ちに共感してくれるおともだちがいることってありがたいなあと、今度は私が泣けてきた。小さな空間の中で一緒に育ったおともだち。興味はあれどお互いに関わり方がわからなかったよちよち歩きの頃から毎日一緒に過ごし、試行錯誤しながら人としての気持ちを成長させてきた。みんな、大きくなったなあ。とまた涙。

涙目の息子を保育士さんに託した後、そんな子どもたちの共感力について話していたら「オトナは、いつからこんなにも自分のことばかりな考え方になってしまうんやろう?」とつぶやいた夫。

シンプルで素直な感情をひとつひとつ。大切にして生きていくことの素晴らしさを教えてくれる、育児な毎日に感謝する今日この頃。