働く母のすすめ

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子育てノスタルジア

子育てをしていると、夫の新しい一面を発見することがあっておもしろいなあと思う。我が家は、息子が産まれてからの時間よりも夫婦2人で過ごしてきた時間の方が圧倒的に長いこともあって、夫のことは結構よく知っているつもりでいたのだけれど、よく考えたら夫の父親としての姿というのは、どう頑張っても子どもが産まれてからしか見られないものだし、そりゃ知らない一面や二面くらいあるやろという感じなのだけれども。

例えば。私は息子とトランプやカルタなどをして遊ぶことが多いのだけど、夫は工作をしたり折り紙をしたりすることが多い。そして夫は、神経衰弱などは超テキトーにやるので息子にぼろ負けしたりするのだけれど、工作系は息子そっちのけで自分が楽しんでいるんじゃないかと思うくらいにハマり込んだりする。先日も、旅先で見かけた折り紙のボールをじーっと見つめてるなあと思ったら「これ、作れそうやな・・・。」と呟いていたり。あと、レゴや積み木も結構おもしろい組み方をするのでキュンとしたりもする。←理系女子的キュンキュンポイント

夫婦2人で生活してる時には、レゴや工作や積み木や折り紙をやる機会なんてあまりなかったので、夫のそんな能力には全く気がつかなかった。


しかし夫のその姿。何か見覚えがあるなあと思っていたのだけれど、そういや夫の父はマメで手先が器用な人で、今でもよく工作をしているなあということに思い至った。なので夫に「もしかして小さい頃、お父さんとよく工作して遊んでた?」と聞いてみたら、ふと顔を上げて少しはにかみながら「そういやそうやなあ。」と言った。私はといえば。小さい頃やっぱり、家族や親戚とよくトランプをやっていたわけなのであります。大切なことは、お正月のトランプから学んだ - 働く母のすすめ

子育てをしていると、こんな風に、そういや親にこういうことしてもらったなあとか。家族とこういうことしたなあなどという思い出が、あちらこちらから隠し球みたいに飛び出してきて。特に意識しないうちに、親と同じ行動をとっていたりする自分に気がつく。そして、あの時、親はこういう気持ちだったのかなあなどと、小さな息子に幼き自分の姿を重ねあちらこちらに思いを馳せる。全てがキラキラとしたpositiveな思い出だけではないけれど、幼い頃には思い至らなかった親としての気持ちに気がついたりして、negativeな思い出を昇華させるきっかけを与えてくれることもある。

そして、親と子。二つの思いの中で揺れながら、息子と夫と私の新しい思い出をつくる。夫と一緒に、お互いの懐かしい思い出を指でそっとなぞりながら。