働く母のすすめ

You are stronger than you think.

何でもないようなことが幸せだと思う

温かい息子をお膝に乗せて、2人で折り紙をするのは至福の時間。

 
私が仕事で不在の時には、息子と夫の2人で折り紙をしているらしく、完成した折り紙を入れておくために作った折り紙Boxには少しずつ作品がたまってきている。
 
折り紙の本は、ちょうど1年ほど前に、私が出張に行った先で購入した。初めて息子をおいて泊りがけで出張した日の昼休みに、用務先の近くで折り紙を専門に扱うお店を見つけた。帰宅したら温かい息子をお膝に乗せて折り紙をしよう!と折り紙と折り方の本を買って帰ったのだけど、当時の息子に出来ることは折り紙をぐしゃぐしゃに丸めることくらいで、折り紙を三角に折ることすらうまくできなかった。
今では、三角や四角くらいならば1人できれいに折れるようになり、少し手伝ってあげれば簡単な作品を作ることもできるようになった。そういえば、膝の上には温かさだけではなく、長時間同じ姿勢でいられなくなるほどの重みを感じるようになってきた。

私自身は先取り教育とかには全く興味がなくて、息子が年齢相応に出来るようになったことやその時興味を持ったことを一緒に楽しもうと思っているのだけれど、いつもこうして意図せず何だか先走り系のおもちゃを与えがちになってしまう。クレヨン、つみき、ブロック、折り紙。型にはまらずとも自由に、大人にはない斬新な発想の造形が見られるかもしれないと思いながら、先走って購入していたそれらに対して、息子が自主的に興味を持って「今日は何で遊ぼっかなー?」と言うようになったのは、最近のこと。
 
きっかけは保育園で説明書を見ながら、説明書通りにブロックを組み立てる遊びを楽しんでいることだと思う。それまではわからないことはやろうとせずに「母ちゃんやって。」と言っていたのだけど、ブロック遊びを通して「ルールに則って模倣すればよい」というコツを覚えてからは積極的にやるようになった。それは遊びにとどまらず広い範囲に影響を与え、それまで興味を示さなかった文字の読み書きなども自主的に始めるようになり、ぐぐぐいっと急激なカーブを描いて成長をしたように思う。「微分係数、大きいなあ。」とは夫の言葉。

最近は、お風呂の中や保育園からの帰り道など、手元におもちゃのない時はよくしりとりをしている。「『ぷ』が出たら『プロレス』って言うね。」とか「『い』が出たら『いいわけ』って言うね。」とかよくわからない言葉を仕入れてきては、先に使用宣言してくれるので、母ちゃんはどうしたって指定された文字で終わるようにつながなければいけなかったりするのだけれど、それはそれで楽しい。この前は「難しいの言うよー!」と言うので、まあ息子の語彙なんてたかがしれてますわ。とタカをくくっていたら「『魔女』。はい、母ちゃん『じょ』ね!」と言われ、本当に難しかったのでびっくりした。

ゴリゴリに早期教育をやっていた先輩ママさんが「子どもがかわいいリアクションをしてくれるのはほんの限られた時期だけなのに、そんな貴重な時期をどうして知識を詰め込むことに費やしてしまったんだろう。」と言われていた言葉が脳裡をよぎる。

生物の成長って本当に美しいなあと感動の日々。今日も息子の成長を楽しもうと思う。