働く母のすすめ

You are stronger than you think.

三人家族

息子は、私のおなかの中にいる時からお行儀が残念で、エコーで見るといつもオマタ全開だったので、かなり早い段階で性別が男子だとわかりました。

私は姉妹しかいないので男子はどう育てていいかわからないと思っていたし、夫も多分これといった理由はなかったんだと思うけどなんとなく女子がいいと言っていたので、性別がわかった時はしばらく「そうかー。男の子かー。」と二人でぼおっとつぶやく日々を送っていました。

4年経った今。振り返ると、がさつな私には「こぉぉるぅあぁぁぁーっっ‼︎えぇかげんにせぇぇー‼︎」と子どもを追いかけ回す男子の母が似合ってるなと思うので、今では逆に女子ってどう育てていいかわからないと思っていたりするし、あれだけ根拠なく女子を熱望してた夫も「いやあ第一子は男子でよかったなあ。」と言っていたりする。

結局のところ。我が家の場合、産まれてきて今ここにいる息子の存在が大きくて、もはや性別はどうでもよい問題になってしまったのだと思う。


そんなこんなで。
最近、相変わらず息子がかわいい。

彼の朝は、夫に全力で「違う!」「いやだ!」「あっち行って!」など辛辣な言葉を投げつけるところから始まる。思い起こせば、音声で意思表示を始めた頃から、夫に対する「ヤ!」だけはブレずに発言する子だったし、もっと振り返れば、赤ちゃんの時代から夫の抱っこでは泣き止まない子だった。4年間、拒否られ続けてもめげない夫は、嫌がられれば嫌がられるほど嫌がることを続けて「父ちゃんなんか大嫌い!」と言われることを楽しんでいるようにも見えるし、そう言われたら言われたで「いいもーん。でも父ちゃんは息子ちゃんのこと好きだからねー。」とか言いながら、嫌がる息子を追いかけ回している。

先日。おふざけが過ぎて、父ちゃんの頭に雑巾を置いた息子に、めずらしく夫が真面目に叱っていた。なかなか謝らない息子が「父ちゃんだって、いつも息子ちゃんの嫌がることばっかりする!」という事実を突きつけて反抗し始めたので、お、やるな?と思って家事をしながらこっそりと様子を窺っていたのだけれど、普段、同じくなかなか謝らない妻に鍛えられている夫が、少し考えた後「そのことは、父ちゃんが謝る。ごめんね。」と潔く謝った。すると突然息子が「違う!」と半泣きで怒り始めた。「違う!先に息子ちゃんが謝るのっ!」

普段から母親の私に見せる全力で甘えてやるぜ的な態度とは違う、息子と夫の男同士の関係をなんだか羨ましく、頼もしく思った。


昨日は、夫が出張だったため、平日なのにめずらしく早く帰ってきた。お風呂に入っている途中で夫の帰宅に気がついた息子は、私が「お風呂出るよー。」と言ってもお風呂で夫を待つと言い、夫の背中を流したり遊んだりして、なかなかお風呂から出てこなかった。

機嫌のよい時は「父ちゃんのこと、ちょっとだけは大好きだよ。」という息子は、誰かによく似たあまのじゃくに成長中なのかもしれない。