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働く母のすすめ

You are stronger than you think.

賃貸物件漂流記

ものすごく唐突ですが。
これまでの経験を活かして、家を借りる時のtipsのようなものについて書こうと思います。

私は、学生時代に実家を出てから、今に至るまで合計8回、引っ越しをしました。平均すると2年ちょっとに1回くらい引っ越ししたことになるので、それなりに引っ越し経験は豊富な方じゃないかと思います。

他者とのお金が絡んだトラブルは、無駄に体力と精神力を消耗するので、よっぽど好戦的な性格でない限りは、それらを最小限に抑えるのが吉。日々の生活のストレスは些細なことでも積もり積もると大きなストレスへと変化していくので、多少コストが高くても、安心安全快適な物件を借りるのがよいと思います。

・ 分譲賃貸に住んでいた時の話

 投資目的や転勤などで賃貸に出されてる分譲マンション、分譲賃貸はかなり快適です。そもそも分譲用なので防音、気密性、断熱性など賃貸とは比較にならないほどしっかりしています。通常の賃貸ではやらない水回りの配管掃除など、分譲ならではの定期メンテナンスもしっかりしているので、築年数が経っていて古めであっても設備関連のトラブルは少ないし、トラブルがあっても管理会社がすぐに対応してくれて安心です(エネルギー効率が悪くて光熱費に影響することはあるかもしれませんが)。私は、一人暮らしをしている時に1R(1K?)の分譲賃貸に住んでいましたが、分譲ゆえにマンション内には家族住まい用の間取りが多く、ご近所さんもマンション内コミュニティを大切にするよい方が多かったので、女性の一人暮らしとしては治安という意味でも安心でした。娘を初めて一人暮らしさせる親御さんにはオススメです。


・建設会社が建設から管理まで一括でやっている物件に住んでいた話

 ネットの書き込み等では、ちょいちょい悪評を見かけますが、夫と暮らすようになってからは、ほぼこの会社のRC造の物件を賃貸していました。RC造だと賃貸だけど防音や気密性も高く、オートロック、浴室乾燥機などの新しい設備がついていたりもしてかなり快適です。また退去の際も、利害関係者である大家さんと話し合う必要がないので、退去費用の清算もトラブルはなかったです。我が家の場合、たまたま新築に入居することが多かったのですが、契約(重要事項説明)の際に予め記載されていた退去時のクリーニング代と自分たちの過失分以外の費用を請求されることはなく、明朗会計だったのもリピーターになった理由の一つでした(壁に鋲を打ったり、室内でタバコを吸ったりなどはせず、常識的な使い方をしているのが前提です)。
 ちなみに、この会社の物件以外を借りた時に大家さんと直接退去費用の交渉をしたこともありますが「通常の使用による損耗」でもがっつり費用請求してくることがあるので、本当に疲れます。我が家の場合、適材適所ということで、こういう交渉ごとは全て私が担当ですが「こちらとしては、出るところに出て争うことになっても構いません。」とまで言ったこともあります。きちんと法律に則った対応をする大家さんもいらっしゃいますが、トラブる場合は、大抵相手が理論的ではなく話が通じないことが多いので、個人を相手にするよりは組織を相手にした方が消耗しません。

 

・防音、気密性、断熱性などは、QOLにかなり影響するという話

 賃貸物件の紹介などには、あまり書かれていませんが、防音、気密性、断熱性はかなり重要な要素です。防音は、ご近所との騒音トラブルの元になったりもするので言わずもがなですが、気密性や断熱性が優れている家は、寒すぎたり暑すぎたりすることが少ないので"夏場はエアコンを常時稼働"とか"冬場は寒すぎて布団から出られない"ということが起こりにくいです。寒暖を理由に機動力が落ちると、意外と塵も積もれば山となる的に生活のストレスを増やすので、侮るなかれな重要ポイントです。
 これ以外にも、精神衛生上、南向きの部屋は重要だとか、角部屋や最上階は意外と放熱性が高いので割高な家賃を払う価値があるかどうかは謎。など、細かなtipsは色々とあります。

 

・デザイナーズマンションに住んでいた話

 最後に、若さゆえの過ちをひとつ。その昔、デザーナーズマンションという響きに惹かれて、新築のコンクリート打ちっぱなしマンションに住んだことがあります。居住空間の床はフローリング張りでしたが、お風呂、トイレなどは床も含めて打ちっぱなし。お風呂は猫足のバスタブが設置されていたりして、かなりのオサレ物件でしたが、意外な(?)落とし穴がありました。それは、恐ろしくカビが生えやすかったということです(検索すると、新築のコンクリート打ちっぱなし物件でのカビトラブルは結構ひっかかってきます)。特に不衛生な生活をしていたわけでもなく、今までの人生で食料以外にカビを生えさせたことはありませんが、クローゼット内は無機物以外、カビで全滅。ほとんど廃棄でお気に入りで捨てたくない服は全てクリーニングに出しました(幸い単身赴任中だったので荷物も少なく、本当に必要なもの以外は夫の家に置くことで対処しました)。一番辛かったのはお布団のカビ対策。いたちごっこで対処しても対処しても最後までカビに勝てることはなく、頭の中が換気とカビのことでいっぱいの生活を送るはめになりました。もう何年も前の話ですが、今でも、コンクリート打ちっぱなしの建物を見ると、必ずカビの話をはじめてしまうほどインパクトの強いネタになりました。

 

・まとめ

 引っ越し費用や敷金などの初期費用を考えると、かなりの出費になったと思いますが、数を重ねることで居住空間を選ぶ際に大切なtipsをたくさん得ることができました。家を購入する前に「快適な家は無難な家」という私が家に求めている重要なポイントがわかったことが一番の収穫だと思っています。