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働く母のすすめ

You are stronger than you think.

育児という名の旅の途中

息子、4歳0ヶ月。

「人の顔色を伺う」と言うとnegativeな印象があるけれど、息子は本当に私をはじめとした大人の表情や声の抑揚を敏感に読み取っているなあと思う。

叱られそうだなと思うことをやる時には、こそっと上目遣いに親の顔を伺っているし(わかってるならやめておけ)、自分の言動が大人に大ウケした時にはニヤリと笑い、何度も繰り返してやる(そして保育士さんたちから「三枚目」と認定)。

他にも。私が自主的に勉強している英語の話や私の仕事関係の話題など、4歳児にはまだ難しい話でも、ピンポイントで食いついてくる。
背伸びして前向きに関わってくる息子の姿を健気だなあと思うと同時に、ちょっと気をつけないとあと思ったりもする。

英語や仕事のことに対しては、私が興味を持っているという話を息子に積極的に話したことはないし、自分でも取り立ててそれらの情報だけに過剰に反応しているつもりもない。けれど、何の事前情報もなく私のリアクションをじっと観察している息子からしてみれば、家庭内に情報源となり得るヒントは散りばめられているし、私がそれらのことに言及する回数は多いと感じるのだと思う。つまりは、親が意図せずとも、どうすれば親がこちらを向いてくれるのか(親が興味のある情報を提示できるのか)について、彼らは的確に読み取っているのだ。そしてまたもや意図はしてないのだけれど、自分の興味のあるものに子どもが興味を示してくれれば、親としてはどうしたって「おおっ!?」と嬉しそうな反応をしてしまうので、彼らはさらにその情報に敏感になってゆくというフィードバックがかかる。

子どもは狭い世界の中で生きているので、そんな風に主要な登場人物の感情を読み取って、次の行動を決め、得られた結果を次回に活かすという学習を積み重ねることは重要で必要な戦略だと思う。
けれど親も子も意図的にやっているわけではないが故に。子どものこうした戦略は、知らず知らずのうちに、子どもが親にとって「いい子」であろうとすることや、親が子どもを「いい子」でいるようにとコントロールしてしまうことに繋がる危険性も孕んでいて。それゆえ先述した通り、気をつけないとなあ。と思った次第なのであります。


でも一方で。確かに親が子どもに与える影響は避けがたいのだけれど、未熟なれど1人の意志を持った人間である子どもに関して、親が意識してどうにか出来ることなんて、それほど多くはないのではないかと思ったりする。

ならば、責任を背負い込んで、育児に成果や正解を求めて自らを追い込むよりも、その過程を咀嚼して味わい倒して毎日が楽しいねって思えた方が幸せなんじゃないかと思ったり。
ゴールが見えないことは不安だけれど、毎日を笑って過ごせれば、多分きっといつか、想像もしなかった場所へたどり着けるのかもしれないという宇宙船家族号の冒険の気分で。

今日も元気に。