働く母のすすめ

You are stronger than you think.

きっと記憶に残らない日常に伝えたい思いを乗せて。

息子、3歳10ヶ月。

この先に何が起こるのかまだ知る由もない3歳児に、大人目線で将来役に立つと思うことを教えるためには、大人サイドにもそれなりの労力と覚悟を要する。前にも書いたのだけれど(見上げた空が、あまりにも青いので。 - 働く母のすすめ)私にはまだ、その準備ができていない。

けれども。息子が興味を示したことには出来るだけ乗っかることにしていて、最近はそのひとつに虫探しがある。これはそもそも保育園で野原を駆け回って虫探しを楽しんでいることが背景にあるのだけれど、保育園での流行→息子の興味アップ→家庭でフォロー→保育園でアウトプットできる→保育園に行くこと自体が楽しい。という好循環を生むと腹黒く予想して乗っかっているという部分もある。


そんな風に計算高く乗っかっている側面もあるけれど、実際乗っかってみると、結局のところ自分が楽しい。というのがあったりもする。

例えば。
息子に「わ!カナブンいたよ!」と自信満々で捕まえて見せたのだけど、後でこっそり図鑑で調べてみたら、もしかしてアレはコガネムシだったかも。いやカナブンか?むむ!意外と両者はそっくりだけど、実際そんなにじっと見てたわけじゃないからどっちかわかんないや。次回こそは絶対見分けてやる!と密かに闘志を燃やしていたり。←負けず嫌い

田んぼで見つけた「コオイムシ(子負虫)」の雄は、背中に雌に産みつけられた卵を背負い、幼虫が孵るまで育てるイクメンと知って夫に報告したり。←虫のイクメンにまで嫉妬

その近縁種のタガメの雄は、同じく木などに雌が産みつけた卵を守るイクメンなんだけど、雌の性質が結構昼ドラ系で、産卵間近になるとイクメン氏が甲斐甲斐しく守っていた他の雌の卵を補食して、自分の卵を産みつけ守らせるという激しさを持ち合わせていることに背筋を凍らせたりしていたり。←妄想好き

(注: 多少、個人的な思い入れによる脚色があります)

そんなこんなもあって。
最近、図鑑を見たり、ネットで調べたりして色んな虫の姿形や生態について調べるのが趣味と化しつつあるのだけど、そんな中でタガメとかゲンゴロウとかハマグリとか、かなり身近な生物が日本において絶滅危惧種となっていることを知りました。

環境省 報道発表資料−平成24年8月28日−第4次レッドリストの公表について(お知らせ)


晴れの日も、雨の日も。手を繋いで歩く保育園からの帰り道。
壁を這うナメクジの数を数え、雨上がりにおうちを修復する蟻を見つめ、人差し指の先端にコクロコガネを携えながら。

今日は、息子に何を伝えようか。短い時間に思いを乗せて、母ちゃんは手探りで模索育児を続けてゆくのであります。